ラグビーの精神

ラグビーが好きだ。格闘技だと言う事もあるが何よりその精神が好きだ。



他のスポーツと共通する精神としては、敢闘精神・負けず嫌い・フェアプレー・リスペクト(相手への敬意)等があるだろう。
他にも、ノブレス・オブリージュもあるだろう。これは、高い地位にある者は高い徳を備え、重い責務を果たす必要があると言う考えを言う様だ。イギリスの上流階層・彼等を教育するパブリック・スクール、アメリカのアイビーリーグをはじめとする大学生が、志願して戦地に赴き多くが先陣をきって戦死した例にも伺える。



ラグビー独自のものとしては、元フランス代表の主将ジャン・ピエール・リーブの「ラグビーは、いち早く少年を大人(男)にし、大人(男)を永遠に(いつまでも)少年の魂を抱かせてくれる」と言う名言によく表れている。

これは、関学のアメフトの鳥内秀晃のアメフトは、「人間つ”くりがベース。ここはガキどもが男になる場所や」と言う言葉にも通じるものがあるように思う。
又、「ALL for ONE, ONE for ONE」(皆んなは一人の為に、一人は皆んなの為に)とよく言われる言葉もその精神をよく表していると言えるだろう。



ラグビーが紳士のスポーツ・ジェントルマンシップを養うスポーツと言われるのもその一つだろう。



よく使われる言葉としては、NO SIDE戦いが終われば敵味方なく健闘を称え合いリスペクトするパフォーマンスにもよく表れているだろう。
その戦いの後、アフターマッチ・ファンクションを催し、戦った選手達がお互いの健闘を称え合う慣習にもそれが表れているだろう。



この様に、ラグビーは人間教育・人間形成にも大きな貢献ができるスポーツではなかろうかと思う。
ラグビーを多くの人がプレーし、多くの人が観戦し楽しんで欲しいと思う。